オンライン 外国為替 取引をより身近に
登録番号 関東財務局長(金先)第112号

サザBlog|三沢誠のデイトレ日記

本当の為替相場の動きやその時々の取引の仕方(テクニック・ヒント等)を
専門用語をできるだけ使わずに、簡単なレポートにしてお知らせ

2006年08月29日

ユーロ/円の150円は適正か? 8月29日(火曜)21:40

●ユーロ/円が150円を付けました。今は金利相場ですから、利上げ先送りの日本と利上げ志向(?)のユーロの日・ユーロの金利格差から見れば、『円売り/ユーロ買い』で150円も当然のイメージが強いですが、果たしてユーロ/円の150円は妥当なんでしょうか?あるいは今後150円以上の展開がありえるのでしょうか?
●金利以外のユーロと日本の実力格差(ファンダメンタルズ格差)を見れば、どう考えても日本の優位性が明らかで、金利格差を含めても、ユーロが日本の1.5倍(1ユーロ=150円)の国際競争力を持っているとはとても考えられません。市場はユーロをかなりかいかぶり過ぎています。
●このまま現状のユーロ高が続くと、日本の輸出業者は社内レート差から巨額な為替差益を享受し続けることになります。逆に言えばユーロ側はユーロ/円での対日輸出競争力がどんどん弱くなっていくわけで、景気的にも当然マイナスで、長期間この高値で推移することは常識的にありえないと考えます。当然ユーロ当局としても150円以上を長期間容認することはできないはずです。100歩譲っても現状のユーロ/円の適性相場はせいぜい130円台でしょう。当然今後大幅な調整下落がしかるべきですが…。
●夕方谷垣財務相がユーロ/円へ口先介入しました。日本側からするのは一寸意味不明ですが(やるんだったら昨年のように意味不明にドル/円が上昇した時にするべきですが…)、現状までユーロ側から要人の口先介入がないのが不思議です。