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登録番号 関東財務局長(金先)第112号

サザBlog|三沢誠のデイトレ日記

本当の為替相場の動きやその時々の取引の仕方(テクニック・ヒント等)を
専門用語をできるだけ使わずに、簡単なレポートにしてお知らせ

2006年08月30日

ポンドが買えない(ポンド大幅上昇その実態は…)!!8月30日(水)22.15

●ポンド/ドルが1.9000と異常に買い気で高いです。2005年ごろには一時1.9500まで行きましたからそれに比べれば…という感じですが、当時は米国が景気後退と信用不安でファンダメンタルズが最悪の状態だったわけで、ある程度は仕方がなかったところがあります。その後米国は著しく景気回復して、2005年からは突然利上げ政策に転じ、いわゆる世界的に金利相場が始まるわけですが、ポンドドルは1.9500→1.7000へポンド売り/ドル買いとなります。
●ところが今年(2006年)になって突然ポンド/ドルはそれほど状況が変っていないにもかかわらず、突然1.7000→1.9000への再上昇となりました。そして現状はそのまま1.9000近辺で張り付いたまま推移しています。一体どうしてこんなに大幅上昇してしまったのでしょう。すごく不思議です。
●今年英米の金利は相次ぐ米利上げで逆転しており、金利相場で上昇したわけでもなく、当時英国の景気改善は足踏み状態で、米国はインフレ懸念が続くほど景気が過熱しており、ファンダメンタルズで動いたわけでもなく、結局のところ乱高下に通貨に目をつけたヤカラ連中の買い仕掛けの繰り返しによる弾みが弾みを呼んだスパイラル的な異常な上昇としか考えられません。要は今年のポンド/ドルの上昇は、依然の上昇とは違ってどう考えても中身を伴って上昇したのではほとんどないということです。
●しかるにポンド/ドルがこのまま高値で推移するとは到底考えられません。こんな高いレベルのポンドを買い続けられるのは、ヤカラ連中しかいません。しかも明らかに『買われ過ぎ』状態が続いているわけで、何かきっかけがあれば、一転大幅反転下落調整となっても何ら不思議はない状況で注意が必要です。ポンドは一旦動き始めると一動き1000ポイントは当たり前ですから…。
●英国(ポンド)が米国(ドル)に対して1.9倍(1.9000)の実力(ファンダメンタルズ格差/国際競争力)を持っているとは到底考えられません。この状況(現状のポンド高相場)が長期間続くことは常識的にありえないです。100歩譲ったとしてもポンド/ドルの適正レベルはせいぜい1.7000程度でしょう。因みにポンド/円も英国(ポンド)が日本(円)に対して2.2倍(220円)の実力があるとは、金利格差を考慮しても、だれも認めないと思うのですが…。
●今ポンドを買うのは私にとってかなり勇気が要ります…。