依然軟調地合い、更なる下落期待も防戦買い強く微妙
先週末、NY時間に下値トライを期待していましたが、米指標がそれぞれ予想の範囲内に収まり、ヤカラの突然の買い上げもあって一時117円近辺までの上昇局面もありましたが、結局その後は116円台後半の狭い範囲で神経質に上下落を繰り返して、そのまま週末を終えてしまいました。
今週ドル/円ですが、先週末、何かいつもの週末らしくない、勝負の付かない消化不良的な動きとなって終わってしまったことで、依然軟調地合いは維持されてはいるものの引き続き微妙な展開です。
依然NYダウは軟調地合いですし、米国の現状が『インフレ兆候が消えずに景気後退懸念』というスタグフレーション(最悪の経済環境下)を思わせる流れとなってきたことを背景の『ドル売り』と、日米の金利格差からの『円売り』とが交錯し、市場も方向感にかなり迷いそうです。
今週はFOMCがありますが、もちろん金利据え置きで、コメント(声明)もここで悲観的な声明を出したら大変ことになりますから、大きな言葉の変化はないでしょうし、他に主だった指標発表もないことから、引き続きテクニカルと思惑、そして株動向に反応しての神経質なもみ合いでしょうか…。
通常ならとっくに先々週あたりに113円くらいまで下げていてもおかしくない流れなんですが、115円台に近づくとだんだん(ヤカラの防戦)買いが強くなって大きく跳ね返され、結局ファンダメンタルズに沿った常識的な動きになりません。相変わらず『鬼門』の状態です。
とりあえず週末は軟調地合いで終わりましたし、週初テクニカル的に116.50を大きく割ってくると面白そうですが、よほど勢いのある仕掛けが継続するか、新たな強力な売り材料が出てこないと、なかなか売り突っ込めないところです。またユーロ/ドル・ポンド/ドルが先週、レベルがかなり高いですが上昇基調に転じていることで、これらの動きにクロス/円も絡まって、今週もドル/円はかなり振り回されそうで要注意です。
まずは週初、116.50を割っていけるかどうかが下値の試金石になります。117.00を大きく越えてしまうと再び売り一服でしょうか。
先週末売り持ち116.80ができましたが、今週に持越しです。
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