ユーロ高は「痛みの限界点」か?=ユーロドル

FX取引はレバレッジを効かせることができるため、投機的な商品と思われがちです。しかし本来、外国為替取引は流動性が高いこともあり資産運用として有効 な手段となりうるものです。
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ユーロ高は「痛みの限界点」か?=ユーロドル

投稿日 : 09年 11月 11日

こんにちは。

 

 

10日のユーロドルは1.5000超えのオプションからの売りに阻まれ、いったん1.4939まで軟化しますが、オプションのガンマによる買い返しにより、結局、1.5000近辺の1.4993でNY市場は終了。


加えてユーロドルが1.5000に達すると、ユーロ圏からもユーロ高に対する不満の声が。
欧州の経営者団体「ビジネスヨーロッパ」のユルゲン・トゥーマン会長は、ユーロ圏が過去60年で最悪のリセッション(景気後退)から脱却しようとする中で、最近のユーロ高が「産業界にとって痛みの限界点」に達していると警告した。

 

トゥーマン会長は「最近の為替レートの動きについて深く懸念している。欧州の成長にとって良いニュースではない」と懸念を表明した。同会長は欧州の政策担当者らとの会談に先立ち、電子メールを通じて声明を公表した。ビジネスヨーロッパは欧州全域の2000万社余りの企業経営者で構成する。
出所 Bloomberg

 

サルコジ仏大統領の顧問、アンリ・ガイノ氏も10月20日に、「1ユーロ=1.50ドルになれば、深刻な事態」とコメントしています。

 

昨年を例にあげると、欧州圏からの不満の声が上がっている間は、ユーロドルは逆にじわじわと上昇。

介入警戒エリアといわれた1.6000に到達するまでユーロ高ドル安は進行しています。

 

今回の「ユーロ高、ドル安」は、原油が80ドルレベルと昨年と比べると安定?している(昨年の原油は145ドル)ためなのか、アメリカからのドル安牽制発言はなし
前回のブログの通り、G20でもドル安についての言及はなし。

 

ヘッジファンドは、年末に向けて1.5500辺りのユーロコールを増やしているとのこと。

 

オプションのガンマの売りと、ユーロ圏からのユーロ高牽制発言により、高値追いは禁物ですが、依然としてユーロドルの上昇余地は拡大しているようです。

 


 

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