クロス円急落

FX取引はレバレッジを効かせることができるため、投機的な商品と思われがちです。しかし本来、外国為替取引は流動性が高いこともあり資産運用として有効 な手段となりうるものです。
「実戦FXトレード」では相場のテーマを探り、刻々と変わる市場の「コンセンサス」をお伝えすることにより、皆様のFX取引に ご活用していただこうと考えています。

クロス円急落

投稿日 : 10年 02月 05日

おはようございます。


海外市場では円が急騰。

まず東京時間の12時半頃までは、BOEECBの流れを受け、ユーロドルを筆頭にじわじわとドル高が進行するいつもの市場。


ユーロドルは1.3800あたりまで下落した後、ちょっと膠着。

米雇用統計を控えているため、この後は小動きだろう?というのがトレーダーの一般的な認識。


ところがその後、市場は一変。

きっかけは再び欧州のCDS.

財政悪化懸念からスペインとポルトガルのクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)のスプレッドが拡大し、欧州の株価指数が下落。

この動きがNY株式市場に飛び火し、米株が下げ始めると、クロス円が急落。

ユーロ円が大幅に下落する中、ユーロドルの1.37台はいったんのターゲットであったため、大量のBidが控えており、ユーロドルの下落は小幅。

結果的にユーロ円の下落は、すべてドル円に波及する流れとなり90.00円を割り込んだあたりからドル円は下げ止まらなくなり、89.00円も割り込み急落。


89円台割れで、当局のレートチェックの噂によりようやく反発して、やっと89円台を回復。


3日に続き昨日のポイントも欧州の財政事情とCDS市場。

こちらが改善しないため、市場全体のリスク志向が低下し、昨日は株価に波及したため、「株安、クロス円安」の流れに。


本日は、米雇用統計ですが、市場の目は欧州のCDSの動きに集中。

ユーロドルや、AUDドルの流れは引き続きダウンサイドですが、株価の下落により、クロス円のダウンサイドリスクも拡大。


ただドル円の88円台は、トレーダーの懸念どおりに口先介入の噂が出て、現在反発しており89.65円に反発。

そのためクロス円の突っ込み売りは禁物。



では、本日もよろしくお願いします。


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