外国 為替 FXをより身近に

通貨ポートフォリオシステム Frontier

通貨ポートフォリオシステム Frontierとは?

FX投資家は、所有期間によっていくつかのタイプ分けができます。

1.当日に決着したい短期保有タイプ
2.ファンダメンタル・トレンドを重視する中長期保有タイプ
3.金利差を利用してスワップポイントを獲得する中長期保有タイプ

さて、外国為替における醍醐味とはなんでしょうか。
人それぞれ価値を見出していると思いますが、
その一つが金利差額から発生するスワップポイントではないでしょうか。

そこで、今回サザでは3のスワップポイントに目を付けてみました。

スワップポイントを説明するには、
金利と為替の関係を知らなければなりません。
例えば、日本の銀行で年利2%の定期預金をすれば、
1年後は確実に利息分は増えます。
100円を預ければ102円になります。

同時にアメリカの銀行で年利5%の定期預金を
100ドル定期預金をすれば1年後には105ドルになります。
1年後には、金利の分だけ確実にお金は増えます。
ということは、現在から見た1年後の
お金の価格=先物価格はその価値の増分を比較すれば
決めることができるわけです。


具体的に見てみましょう。
100ドルを1年預金します。
5%の金利なので1年後には105ドルになります。
現在1ドル=120.00円でこれを直物為替レートといいます。
1ドル=120.00円ですから100ドル=12,000円になります。
12,000円を1年預金すると、円金利は2%ですから利息は240円になります。
1年後には、元利合計で12,240円になります。
現在のドル/円の為替レートは、1ドル=120.00円でした。
この現在から見た場合1年後の105ドル=12,240円は等価になるはずです。
ですから1ドル=116.571428…円となりこの値段が先物為替レートです。

スワップポイントとはロールオーバーの際に行う
為替スワップ取引(直物為替と先物為替の反対売買)による
直先スプレッド(直物と先物との価格差=120.00−116.5714)で、
二国間の通貨の金利差などによって生じる売買価格差のことです。

このスワップポイントを獲得するには、スワップポイントの高い通貨を
買えばよいのですが、必ずや価格変動リスクが伴います。
ならば、何とか価格変動リスクを小さくし、このスワップポイントを
大きく取ることで有効的な通貨運用ができないものでしょうか?

複数の通貨ペアを組み合わせ価格変動リスクを小さくして
スワップポイントをとっていく仕組みをシステム化したものが、
通貨ポートフォリオシステムFrontier(以下『フロンティア』)なのです。

もし、同じ程度の為替変動が起こるとしたならば、
受け取りスワップポイントが「大きいもの」と「小さいもの」どちらを選択しますか?

サザにおけるスワップ金利レートは、現在このようになっております。

20028年7月18日更新

通貨ペア 売り(ショート) 買い(ロング)
AUD/JPY -1880 yen 1830 yen
CAD/JPY -720 yen 670 yen
CHF/JPY -490 yen 440 yen
EUR/JPY -1770 yen 1720 yen
GBP/JPY -2660 yen 2610 yen
HKD/JPY -60 yen 10 yen
NZD/JPY -1740 yen 1690 yen
SGD/JPY -300 yen -200 yen
USD/JPY -550 yen 510 yen
ZAR/JPY -460 yen 410 yen

全通貨のスワップ金利レートをご覧になりたい方はこちらからどうぞ。

これらのスワップポイントを、最も価格変動リスクの低い水準で
より多く受け取りたいものです。

では、受け取るスワップポイントを減らさずに
価格変動リスクを小さくするにはどうしたら良いのでしょうか。

その答えが分散投資による最適ポートフォリオ管理なのです。

では具体的にどのようにすればよいのでしょうか?

理屈は、それほど難しくはありません。
異なる値動きをする通貨Aと通貨Bに分散すれば良いのです。
要するに、分散効果の高い2つの通貨ペアがそれぞれ逆の動きをするのであれば、
受け取るスワップポイントを減らさずに為替変動リスクを小さくすることができるのです。

下記図をご覧ください。
図1では、同じ動きの通貨ペア同士の組み合わせを示します。
つまり、分散効果は低くなります。
そして、図2では2つの通貨ペアがお互い逆の動きをする組み合わせを示します。

2つの通貨ペアをどちらも保有することで
為替変動は小さくなることがお分かり頂けると思います。

つまり、この負の相関関係を利用することで、受け取るスワップポイントを減らさずに
為替変動リスクを小さくすることができるのです(逆相関関係)。
さらに2つのみならず、より多数の通貨ペアを
組み合わせることにより最適なポートフォリオをつくることが可能です。
分散効果を生かすことにより価格変動リスク(標準偏差)を
より小さくし収益率を高めることができます。

ではどのような手順でその相関関係を求めればよいのでしょうか?

通貨独自が持つレートの動きやすさである偏差(リスク)を、過去の通貨同士の
値動きの関係からわかっている相関係数でそれぞれ掛け、比率に応じて足しあわせることで、
全体のポジションのリスク(レートの動きやすさ)がわかります。(図3)

そして、このリスクに対して最もスワップポイントが
大きくなるよう資産配分を調整することで、
ポートフォリオの考え方に基づいた最適なポジションが完成します。

ここでいうポートフォリオの考え方とは、1990年ノーベル経済学賞を受賞した
マーコヴィッツが提唱したポートフォリオ理論に基づいています。
その考え方を簡単にいうと、

「あるリスク量に対して収益(リターン)が
最大となるポートフォリオが存在し、
それが理想的なポートフォリオである」

ということでした。

FXの場合、この収益(リターン)をスワップポイントとして縦軸にとり、
レートの変動によるリスクを横軸にとることで、投資評価のマップを作ることができます。(図4)
そして投資評価マップ上でできるだけ左上に位置するものが「投資評価が高い」ということになります。

このように、効率的にスワップポイントを獲得するための
最適なポートフォリオ(資産配分割合)の計算、
そしてそのポートフォリオの評価をする機能を搭載したシステムが、
このフロンティアなのです。

では、このシステムによりリスクを削減させた投資手法の一例を見ていきましょう。

つまり、リスクを抑えられた分、効率的にスワップポイントを受け取ることが可能なのです。
そして削減できたリスク分だけレバレッジをかけることで、
より多くのスワップポイントを狙っていくこともできます。
もちろん過度のレバレッジは相応のリスクを伴いますのでご注意下さい。

フロンティアの構成

フロンティアの構成としては以下のようになっています。



フロンティアに従ってポートフォリオを
組んだ場合の実際のパフォーマンスは以下のようになります。




これらのデータからもお分かりのように、
通貨ポートフォリオシステムFrontierは、
他の外貨建て商品に比較しても利回りは良く、
価格変動を抑えた画期的な投資ツールになりうるのです。

是非、このフロンティアを導入し、活用してみて下さい。
これからのFX投資に新たな風が来るかもしれません。

注意事項

通貨ポートフォリオシステムFrontierは、情報提供を目的に作成されたものであり、
利益、正確性を保証するものではありません。
投資に関しての最終決定は、お客様ご自身の判断と責任においてなされるようお願い致します。

スワップは金融市場の動向により変動しますので、サザホームページ掲載の「スワップ金利表」にてご確認ください。又、取引通貨間の金利に逆転が生じた場合には、スワップの「受け取り」と「支払い」が逆転しますのでご注意ください。

外国為替証拠金取引は元本や利益を保証するものではありません。取引された後に為替相場がお客様にとって不利な方向に変動した場合は、お客様がお預けになった保証金以上の損失が出る可能性があります。必要保証金は各通貨のレート水準により決定され、総約定代金の1%が必要保証金になります。

開発者プロフィール

土居勝紀

東京大学理学部卒
同大学大学院卒 専攻:数理工学
金融機関にてリスクマネジメント業務に関わったのち、コンサルティング会社に勤める。

会社員として勤める傍ら、株式やFX等で独自の運用モデルを多数開発する。
この6年間で投資資金を1000倍超にした実績を持つ。

日本証券アナリスト協会検定会員

お申し込み方法

サザの会員の皆様専用のサービスとなっております。
下記にIDを入力してダウンロードしてください。

  

通貨ポートフォリオシステムFrontierには以下の環境が必要になりますのでご確認ください。

使用可能環境

Microsoft Windows 2000 / XP

( Windows Vista には対応しておりません。)

必要環境

Microsoft Excel 2000 / XP

( Windows Vista には対応しておりません。)

認証について

3ヶ月ごとのID更新が必要になります。

使用方法

通貨ポートフォリオシステムFrontierの使い方はこちらをご覧ください。


  使用説明改訂版はこちらPDF

お問い合わせ・よくある質問

通貨ポートフォリオシステム Frontier に関するお問い合わせはこちらまで。
frontier@saza-investment.com
※お手数ですが、ご利用のOSを明記の上、ご連絡下さい。

お問い合わせ頂いた内容は、FAQ作成の参考にさせて頂きます。
少しでも疑問に思ったこと、不思議に感じたことがありましたら、
お気軽にお問い合わせ下さい。
あなたの「?」がよりよいサイトを造ります。
ドシドシお寄せ下さい。

記事にもなりました

フロンティアで採用している、ポートフォリオ理論を応用させた仕組みがやはり注目を浴びているようです。 2007年3月4日(日曜日)の日本経済新聞にて低リスクで金利を得るには?ということで、記事として取り上げられました。

(日本経済新聞 2007年(平成19年)3月4日(日曜日)17ページ 資産運用より)

リスクを押えながら金利収入を得る!
まさに、このフロンティアはこの解説をそのままシステムにしてしまったものなのです。

記事中「投資の主体は値動きが比較的小さい米ドルやユーロとし、若干のNZドルや南アランドを加えて分散効果を練るのも選択肢だ。」とありますが、この選択肢を64通貨ペアから算出してくれるシステムがこのフロンティアなのです。

さらに「レバレッジも最大でも四倍程度にとどめた方がいいだろう」
と述べているように、サザでもレバレッジは4〜5倍程度以内をお薦めいたします。